<今までの話>

私はおまかせ建設会社に
マンションは完成したと言われましたが
見せてもらっていませんでした。

そこで、
私は、「施主完了検査を行う」
ことを伝え、私が依頼した1級建築士2名と共に
施主検査を行いました。

この完了検査には、
監理者及び施工者は不在でした。

多岐にわたって詳しくマンションを検査した内容の3回目です。

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「こちらで解錠して施主完了検査をすることを
おまかせ建設会社に通知する。」
と書面において宣告したにも関わらず、
おまかせ建設会社は鍵を渡してくれなかったので
中が私の注文通りに建てられているのか
検査するため
専門業者に依頼して
私の責任で解錠して中に入った

おまかせ建設会社は今回の検査にあたり、
施工者から「工事契約図面であるとして提示された図面」
(A3判、表紙を含めて57枚)
を提示されたので、それと
追加変更工事一覧表(3枚)をもって
可能な範囲において工事状況を確認することになった。

チェックしたところがたくさんあるので
「完了している=異常や修繕の必要なし」と判断したところは省きます。

<共用部チェック>
3.外壁→壁の多数の部分でタイルが浮いている。

タイル浮き

 窓の周りをチョークで印をつけています。
 この箇所のタイルが浮いているんです。
 見ただけだとわかりにくいと思いますが、
 打診検査をしてタイルの中が空洞になってる事がわかります。
 タイルが剥離しやすく、欠落事故につながります。
 
 剥離時に下に人がいると考えると、恐ろしすぎます。
 なぜこんなことに?



4.玄関アプローチの壁の亀裂

9-06 アプローチ 壁の亀裂 -min


 手前の煉瓦色の壁に亀裂あるの、わかります?

 ここらから玄関に入るのに
 その土台の側面がこんな状態なんですよ。
 しかも、床と側面の壁の間に水が侵入して出てきています。


外回りの部分の異常さを
次回も写真と共に記事にしていきます。

これ、何年もたった中古物件ではないですよ?
私が発注して建てた
私の命綱の新築マンションなのです。

この状態で「完了したから引き渡す」
って、おまかせ建設会社は、どういう神経しているんでしょうか?

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