訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ

満を持して、不動産経営に乗り出したのに、その船はいきなり転覆。 私は、泥の海を泳ぎ切ることができるのか?

2021年05月

<これまでの話>

私が満を持して建築し始めたマンションで
いろいろな不具合が起きてきた。

建徳一切を委任したおまかせ建築会社は
何度問い合わせても、
いろいろな疑問に答えてくれなかった。

そこで、私が以前お世話になっていた
「賃貸住宅経営の会」の講師の吉野さんの力をお借りして
おまかせ建築会社と知り合いでもある
「賃貸住宅経営の会」の会長満月さんに口利きをしてもらって
おまかせ建設会社社長と
私の自宅で初めて話し合いをもった。

一番の問題は
設計図も工事工程も施主に渡さず、
どんどん遅れていく工期。

次は、突貫工事を進めるおまかせ建徳会社。
施主の望む設計ではない建物であるばかりか
耐震構造に非常に問題がある建物を造っているので
社長と会い、注意喚起をしたところ
オンラインで参加してくれた吉野さんの力で
「施主Pがこのマンションを引き取れないというのなら、
うちで買い取ります。」
という社長の言葉を得ることができた。


これで事態を打開できたと思ったけれど、
月が変わっても、おまかせ建設会社から
いくらで買い取ってくれるのか、何の連絡もなかった。

何度もおまかせ建設会社に連絡をしたが、
なしのつぶてだった。
おまかせ建設会社は沈黙した。

私は、おまかせ建設会社からの返答を待ちながら
今までにどんな問題があったのか整理してみた。

①設計・監理の業務契約書、及び重要事項説明書が存在しない。
②工事契約時の図面や仕様書を受け取っていない。
③瑕疵担保履行法に基づく説明や必要書類を受け取っていない。
④契約時の工事費内訳明細書を受け取っていない。
⑤確認申請の副本を受け取っていない。
⑥設計図一式を受け取っていない。
⑦工事監理者からの工事中の報告などを全く受けていない。
⑧工事中の変更・追加工事費の内訳明細書を受け取っていない。

おや、整理してみると
受け取っていないものだらけだ。

これは自分自身の勉強不足だったと
今は深く反省している。

餅は餅屋、の言葉通り
建築のことは素人なので
建設会社と契約すれば
ちゃんと私の望み通りの建物を建ててくれると信じていた。

でも、本当は、
こんな人生をかけた契約をするときには
人任せにしないで
自分でもしっかり確認をしないといけなかったし
自分の疑問に応えてくれない業者には
委託してはいけないのだ。

今からでは遅い。
でも、これを読んでくださっている皆さんは
私と同じ過ちを犯さぬよう、
念には念を入れて
ご自身でもしっかり確認をしてください!

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工事を中止してほしいとの要請も無視し、

工事の疑問にも何の返答、説明もないので

私も大変困ってしまい、

私がかつて参加させてもらっていた

「賃貸住宅経営の会」
の講師をしていた吉野さんに相談したところ

「会長の満月さんに相談したらどうか」
とアドバイスをしてくれたので、

満月さんにこのことを相談した。
 

吉野さんは、
私がサラリーマンをしていた時に住んでいた県在住の方である。

 

その満月さんは、おまかせ建設会社社長と知り合いだったので
私からのいきさつを聞いて
「そんなことをしているとおまかせ建設会社も信用を失う。」

満月会長がひと肌脱いでくださることとなった。
(いや、私的にはすでにおまかせは信用おけないと思っていたが)

 

さすがに満月会長の威光はすごかった。
満月さんがおまかせ建設に連絡をしてくださったところ、

前は会社に呼びつけられたのに

私の家におまかせ建設会社の社長がくることになった。

 

ちょうどおまかせ建設会社をたずねた一か月後。

朝に中山専務から

「中山社長が謝罪に行きたいと言っている」

と連絡してきたので、
急遽こちらの予定をキャンセルし

16時に私の自宅で会う事になった。

 

私がいくら言ってもスルーしつづけたのに

満月会長の威力はすごかった。

満月会長が動くように働きかけてくれた吉野さんへも

本当に感謝している。

 

予定より15分遅れで
おまかせ建設会社の社長の(本工事の建築士・工事監理者でもある)中山社長がうちに来た。

出席者は私、妻、母、吉野さん(家が遠いのでオンライン参加)

おまかせ建設側は、中山社長、中山専務、
山本建設部長、スロービィ建設推進部課長 だった。

 

この日の協議では、

私が疑問に思っていること

(工事が大幅に遅れていること・いくつかの工事の疑問)

については、社長から説明があったが、
その説明は

懇意にしている松本コンサルタントの紹介だったから引き受けたが

私がデザイナーを指定したことでいろいろもめたからだと
責任転嫁してきただけで、説明になっていなかった。


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話がそれそうになって困っていたら
オンライン参加の吉野さんが

話をもとに戻してくれて

「今建築の竣工を前にして、色々なトラブルがあること。

課題とは何か、というのをしっかりとお互いが認識をし、

それに対して解決策を求めていかなければならない。」
と軌道修正してくれた。

そこから、今の課題である、
耐震構造ができていないことについて論議した。


その中でも中山社長が

「私は一級建築士の資格をもっているし、
構造計算の資格持っている。」

「だから、大丈夫。」

と話を抑え込もうとした。

とにかく吉野さんが、

「しっかりとした解決、
それに対する意見対応というものが非常に曖昧。

大丈夫だとか、大丈夫じゃないという表現が非常に多いが

そういう問題ではなく、ちゃんと具体的な話をしてほしい。」

と突っ込んでくれた(感謝)

そのうえで一か月前に会社に出向いて話しあいをし

しかるべき対応を二、三日中に示す
といったのにも関わらず

いまだにはっきりした返事も
もらっていないことを私も妻も追及した。

でも、それに対しても
十分な根拠のある説明はしてくれなくて、

結局、疑問は解消できなかった。

 

私たち夫婦がいろいろ言っても、
中山社長は言い返してくるだけだった。

そんな中、吉野さんが

「この建物は絶対に危ないです。

そんないいかげんな建物建てておいて、

施主にこれ以上何か費用負担させようとするのはおかしいし

こんな建物を引き渡ししてもいいものかどうか

この問題はおまかせ建設会社自身の威信に関わる問題ですよ?」

といったとき

中山社長から突然に

「最悪、施主Pが、
このマンションを引き取れないというのなら、

うちで買い取ります。」

と言い出した!

私たちは、それを聞いて、
これで解決の糸口が見えたと思った。

それで、それを了解して、

「早い時期に買取り価格を提示してほしい。」

と要請してこの日の協議を終えた。

 

この時のやり取りは録音して文字に起こしてあるが

本当にひどい。

吉野さんが何度も軌道修正してくれていなかったら、
何も結論が出ていなかったと思う。

 

しかし。。。この後やはり

私たちはおまかせ建設会社に裏切られ

買い取りの話を社長自ら出してきたことなどどこへやら、

訴訟問題に発展していったのだった。



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<これまでの話>

2019年6月

私がたまたま見つけたマンションの欠陥工事について指摘すると
松本コンサルタントは、それにはふれず
追加料金2500万円を要求してきて
欠陥工事のことについては
直接おまかせ建設会社の中山専務に話をしてくれと言った。

それで、私は家族と頼んでいたデザイナーとともに
おまかせ建設会社本社に出向いた。
会社の対応はとても悪かった。

デザイナーの指示を取り入れず
自社の「標準パック」(自社独自で作成しているらしい建築)で
見積もりを出し
図面も見積金額明細も
施主には渡していなかったことを認めた。

それに対する会社としての対応方法を
2.3日以内に書面で私とデザイナー事務所に送るということで
その日の話し合いは終わった。

そこからの続きが今日の記事となるのであるが、
その話の伏線として
会社に出向いた夜
松本コンサルタントから
「追加料金は、施主Pが払うことのできる範囲で抑えておいたから。」
と見当はずれなことを告げる電話があった。

この追加料金については、
私が追加注文したものでなく
おまかせ建設会社が
私の指定した仕様の設計をさぼったことに由来する金額らしいから
私は一銭も払うつもりはなく
むしろ急ぐべきことは、
一刻も早く耐震仕様になっていない欠陥工事を中止して、
私が求めている、耐震強度の高い工事をすることだと思った。

欠陥工事の件をできるだけ早く対処してほしかったので
話のベクトルが全く違う松本コンサルタントには
この件から手を引いてくれといった。

そこから、中山専務からの会社対応の書面はこなかった。

気になって工事現場を見に行くと
欠陥工事をやめるどころか
私が指摘した耐震上問題のある構造の隠蔽工事が
せっせと行われているではないか!

貫通穴が開けられた梁には配管が施工され、
構造スリットがない部分もボードが張られ、
壁紙等でどんどん隠す工事が突貫で行われていた。

目の前から見えなくなれば
気にしないだろうと思ったのだろうか?
幼児じゃあるまいし。

上からボードや壁紙で隠されてしまっては
私が指摘している構造上の欠陥が
外からでは見えなくなり
指摘しても調査できなくなってしまう。

大手建設会社が、
こんな「臭いものにふた」のようなごまかしをするとは
とても信じられなかった。

そのうえ、おまかせ建設会社からの回答はない。
私の疑問に対する回答もなく
設計図の提供もないまま
工事はどんどん進んでいくのは
信じられないし、許されない。


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現場には、鉄筋を切断しコア抜きされたコンクリートの塊が
30個近く転がっている状態だった。

耐震計算をするためには、
すべての穴の個所と
鉄筋切断の状況を調べる必要があるため
これ以上隠蔽工作されないように
おまかせ建設会社の中山専務に
工事の一時中断を要請することを決断
し、
メールをしたのは
おまかせ建設会社に話をしにいった日から4日目だった。


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2019年6月 松本コンサルタントに
「直接建設会社に話をした方がいい」と言われ、
さまざまな不満と要望をもって、
家族とデザイナー事務所の人と乗り込んだ私。

話し合いの結果、
会社の対応を2.3日中に書面で回答すると言われて、
帰ってきたが。。。の続き話。


<ハイセンスデザイナー事務所から聞いた話>

おまかせ建築会社とはなかなか連絡がとれず、
取れたときでも一度たりとも
時間通りに打ち合わせに来たことはなかった。
30分、1時間待ちもザラ。
当日連絡なしでのドタキャンも数え切れず、
来るだけましと考えるしかなかった。

・施主Pが頼んだデザイナーは、
日本で30年間デザイナーとして
いろんなゼネコンとやり取りしてきたが、
ここまで杜撰な会社は初めて。
普通の会社ではないと感じている。

施工図面が上がっておらず、
デザイナー側の承諾もとらずに
エントランス回りを作り始めていた。
みると、デザイナーがデザインしているものとは
違った施工がされている。
そもそも、図面もないのに
どうやって作業を進めているか不思議。

・現場に現場事務所がなく、
図面が地面に散らかっていたり、
施工が間違っていたりしている。
監督責任が果たされていないのではないか。

・「メゾネット部分の梁がずれている件について
施主に説明しているのか?」
と現場監督の米村氏に聞くと、
「それはもちろん、施主さまに説明します。」
と答えた。

それから約二か月後に、
デザイン事務所から施主Pに
「梁がずれていることで
デザインを変更しないといけないけれど
どうするのか?」
と質問したら
施主に梁のずれのことを
伝えていなかったことが発覚した。

・後から鉄筋もろともあけてしまっている穴に関しては、
むき出しになっている鉄筋が錆びることにより、
そこから浸食が進むことがあるので、
さび止めまできちんとされているかを
自分の目で確かめた方がいい。



<話し合い当日のおまかせ建築会社の人をばかにした対応>

記事では、中山専務が真摯に話を聞いてくれたように書きましたが、
実際の所は以下のような扱いでした、

とにかく、話し合いの日時を決めるときから、
どちらが客なんだ?
と首をかしげる横柄な態度が目立ちました。


実際、会社を訪れた際も、
会社全体が、私たちをお客さんと見ていないようで
「売り込みに来た業者が来た」「早く追い返したい」
というオーラが出ているような対応だった。

1.私は、おまかせ建設会社と
2億円を超える契約をしているお客様のはずである。

しかも、あなたの会社の対応ができていないという
クレームを言いにきている状態であるということは、
会社側としても理解していたはずである。
なのに、
「月曜日朝10時に会社に来て。」
とこちらの都合も聞かずに時間指定でこちらを呼び出した

それで、しかたなく、施主、デザイン事務所とも、
全員片道1時間半以上かけて
おまかせ建設会社本社に足を運んだのである。

2.15分前に会社に着いたので
10分前になるまで会社前で待機していたが、
それに気が付いていても
受け付けも、会釈も何もなし。

3.汗ばむような夏日の中、
エアコンはもちろんかかっておらず、
換気もされていない蒸し暑い会議室に通される。

10時と指定したのは、
おまかせ建設会社の方だから
遠方より暑い中、クレームをもって来ている客を通す部屋は
あらかじめ、エアコンを利かせておくべきではないのか?
大きなビルなのに。

4.5分後違う会議室に通されるが、
その際も「移動していただき申し訳ない」等の言葉はなし。

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5.到着した別の会議室には、
こちらの人数分の椅子の数がなかったので
自分たちでパイプ椅子を広げて、人数分セットした。

6.本社(いわば、建設会社の本拠地)に
こちらから出向いたにも拘らず、
中山専務は5分遅刻、山本部長に至っては13分遅刻。
遅れてきてもそのまま椅子に座り、
それに対する謝罪はなし。

7.中山専務、山本部長ともに
梁のずれ、不自然な穴に関しては謝罪したが、
山本部長は梁がずれていることに関して、
ずれたのが小梁でよかった、ホッとしてる
と発言。
小梁だったらたいしたことないという認識が見て取れた。

8.今後の対応に関しては
「書面で正式に伝える」
と専務が直接私たちに言っていたにも拘らず、
当日の夜に松本コンサルタントから電話があり
それですませたつもりなのか、
私にもデザイナー事務所にも
待てど暮らせど
おまかせ建設会社からの
正式回答書面は届かなかった。

<松本コンサルタントからの電話内容>

 「私が社長に掛け合い、追加金に関して、
 本当はもってかかっていたけれど
 施主Pが払えると聞いていた金額の
2500万円まで
 値引きをしてくれるよう交渉してあげた。
 私が連れてきたお客だから、
 施主Pが現金調達できる金額までさげてもらえた。
 そのことは、私が直接施主Pに伝えると専務から了解をもらった。」
 

 色々と驚きで言葉がでなかった。
 何故、松本が連絡をしてくるのだ?

 中山専務は書面で回答しますと約束したのに。
 そもそも追加金に関して、
 納得のいく説明が、今日の話し合いでは何もされていないのに、
 何故私が払わないといけないのだろうか?

 契約の前に、
 デザイナー指定の仕様の資料が
 デザイナーから提出され
 ちゃんと建設会社に届いていたのに放置した。
 それを加味した契約書、図面を作成せずに、
 勝手に自分たちの「標準仕様」だけで見積もりを出して
 ずさんな契約をしてしまったことを、
 会社の会議室で認めたではないか!


 中山専務は、本当に、松本がかけてきた1本の電話だけで
 「正式な回答を書面でする」と言った約束を反故にするつもりなのか?
 
 松本コンサルタント自体、自身の怠慢にはふれず、
 さも自分が値切ってやったとばかりに、電話で言っていた。
 
 松本コンサルトに対して、信用してなかったので、
 「このような電話ですませることなく、
 必ず、約束通り、
 専務からの書面で回答してください
。」

 と伝えた。

 その日に、直接おまかせ建設会社のTOPと話をしたのだから
 このように、松本コンサルタントが間に入ってくるとややこしくなると考え
 私は、今後、この件については、直接中山専務と話し合うので
 松本コンサルタントは下りてくれるように伝えた。



9.駅から徒歩20分も離れている場所に会社があるので
帰りもタクシーを呼んだが
帰りのタクシーを待っている間も、
謝罪の言葉はなく、
中山専務、山本部長はさっさとどこかに行ってしまい、
見送りすらなかった。

タクシー



失敗ブログ21

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2019年6月 
松本コンサルタントのセッテイングで行った
おまかせ建設会社本社においての
話し合いの話の続きです。

出席者は、私、私の家族2名、私が依頼していたデザイナー、
デザイナー事務所のスタッフ1名
おまかせ会社側は、中山専務  
山本建設部部長(請負契約の時に出席している)
松本コンサルタントも同席

私は、賃貸マンションの建築において、
マンションのデザインにはこだわりがあり、
私が惚れた「ハイセンスデザイン事務所」に
デザインを頼むことを、
設計段階から決めていて、
そのように告知していた。
なので、コンサルタントも
おまかせ建築会社もそのことは了解していた。

「その1」で工事の遅れや欠陥工事のことについて
建設会社に抗議したことを書いたが
今日の「その2」では、
デザイン事務所とのトラブルと、
私が追加料金を請求されたことについて、
話し合いの場で話したことを書きます。


<ハイセンスデザイン事務所の話>

通常、デザインのオー-ダーを受ける場合は、
先にデザイン会社と施工会社が
デザイン・仕様に伴う経費計算をし、
施主にかかる費用の詳細を伝え、
それに承諾してもらってから契約をする。

資金的に条件が合わず、
この時点で建設を諦める施主さんもたくさんいる。

今回もそれを視野に入れて
2年前からデザイン案と仕様書を出しているが、
おまかせ建設会社とは、
2017年に一度デザインに対する説明等の軽い打ち合わせをしただけで、
資金など詳細は詰めれていないまま、
1年が経過した。

何度か、詳細の打ち合わせをしたいと
こちらからスケジュールの調整を打診したのに
それには全く返事してもらえなかった。

それで、こちらの事務所から一方的に仕様などの連絡をした。

その後、請負契約を締結されたので、
こちらから送った物に対しての返信はなかったが、
ある程度のこちらの考えを受けた形で
設計図ができたと思っていた。

2018年4月ごろから
おまかせ建設会社の現場監督米村氏に、
どんな感じで進んでいるのか連絡するが
返信が2か月後に返ってくるひどさだったので。
この頃から対応の遅さに不安を感じ始める。

2018年末頃、
デザインをおこした設計図が
上がってこないことに不安を感じ、
2019年1月末に現場にて打ち合わせをする旨、
アポイントを取ったが
おまかせ建築会社側は連絡もしてこず、
当日現場にも来なかった。

デザイン案をおこした設計図が上がってくるまでに普通なら
1週間もかからないが、
おまかせ事務所では1ヶ月半以上かかっている。
しかも催促しまくって、やっと送ってくる感じ。

タイルなどは
「受注生産のものだから、
早く発注しないといけない」
と一番最初に伝えているのに、
建設会社の対応が遅すぎて、発注が遅れに遅れ、
結局、
こちらの希望したデザインのものは
間に合わないことがわかった

作業日に間に合わないと工事が進まないので、
しかたなく、違う製品に変更。

こういったおまかせ建設会社の
作業遅れによる製品変更が多数あり、
ハイセンスデザイン事務所側も
普通ならしなくていい製品の選びなおし等の
余計な作業が増えてしまって、困った。

<松本コンサルタント、作業手順の間違いを認める>

私とおまかせ建築会社の営業担当の安田は、
おまかせ建築会社の基本パッケージ
(自社で推奨する賃貸マンションの建て方)
※実は、この
「基本パッケージ
(おまかせ建設の標準仕様)」
 という物が大変曲者!
 この仕様がどんなものか、
 こちらはまるで何も知らされていなかったし、
 建設会社からも、全く説明がなかった。
 存在そのものすら知らなかった!

「基本パッケージで契約」
 という認識で、むこうは、そのことすら契約書に書かず
 明細なしにしておくというずる賢さ。
 どんなものなのかは契約書に書かれていないため
 もめたときに、あと出しで、
 「こんな仕様で、見積もりましたよ」と
 好きな様に仕様を書き換えることができるのである。
 もちろん、私の契約書に
「基本パッケージ」の文字はない!


で契約を進め、それで契約を取り付けた。(驚愕!!)


その後、作業しながら、
追加料金を算定していった。

そのため、2500万円の追加料金を
施主に請求しないといけなくなり
そのことを伝えた。

本来なら、デザインは
ハイセンスデザイン事務所に頼むと
施主から希望を聞いていたので
事務所と連絡をとり、
その要望通りで費用概算を出してから
その金額で資金計画を立て、
請負契約をするべきだった
が、
契約段階での作業手順がまちがっていた。

※ ※ ※ ※ ※

以上、デザイン事務所の話と
松本コンサルタントの話を聞いた上で
おまかせ建築会社は
「契約段階での認識の相違があったこと」
「安易に自社の標準パックで契約を取り交わしたこと」
「梁のずれと、後からあけてしまっている穴によって
耐震性に問題が発生していないか、計算しなおす」
と、このときの話し合いでは、認めたのだ。

それで、「会社としての対応を近日中に書面で伝える」
ということになったというわけ。


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皆さん、ここまで二日間の記事を読むと
「あれ?おまかせ建設会社、
上の者は、話が通じるじゃないの!」
「最初から、要職の人と話せばもめなかったのにね。」
と思ったでしょう??

ち・が・い・ま・す・からー。

文字にすれば、
大手メーカーの管理職が
自社の不備をわびて
真摯に対応してくれたように見えるでしょうが
実情はどうだったか、
次回の記事をお待ちください。
To be continued !


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