訴訟額2億1000万!?新築マンション投資失敗ブログ

満を持して、不動産経営に乗り出したのに、その船はいきなり転覆。 私は、泥の海を泳ぎ切ることができるのか?

2022年06月

私が不動産投資にチャレンジしてみようと思ったのは
母がたまたま不動産セミナーに行って
「とてもいい話だった。
あなたも不動産投資してみたら?」
と教えてくれたからだった。

そのセミナーを開催していたのは
松本鉄也という不動産コンサルティングマスターだった。

22782389


あちこちで起業家育成塾をひらいており
本も出していて
かなり活動している人である。

それで私もセミナーを聞きに行った。
方言が、私の故郷に近いものがあり
話し方も人を惹くものをもっていたので、
次第に松本さんに信頼をおくようになっていくのに
時間はかからなかった。

それから何年かセミナーに通い
個人的にも親しくなって
「施主P、マンション建てへんか?」
と誘いをもらうまでの仲になった。
私は喜んだ。
「松本さんに相談すれば
まちがいない」
という気持ちになっていたのは否めない。

建築用地購入にも
関わってくれた。

いろいろな要素が重なり
松本コンサルタントを疑う気持ちは
全くなかった。

だから、松本さんと
賃貸マンションを建てるためのコンサルタント契約を
結んだのだった。
委託料は300万円
全額一気に払うように言われたので支払った。
(ここで、うさんくさいことに
気づけばよかったです)

すると
「マンション建てるんやったら
おまかせ建設やで。
ここ、よう、知ってるねん。
この会社に任せておいたら
間違いないから。」
と言われた。
「じゃ一回お話、聞かせてもらいます。」
とおまかせ建設会社営業に会う席を設けてもらったら
話を伺うどころか
その初めての顔合わせで
仮契約を結ぶような感じに話をもっていかれて
不審に思いながらも
そのままおまかせ建設会社に任せることになったのであった。

これが、おまかせ建設会社と
契約を結んだいきさつのおさらいです。

でも、これは元々
松本さんがおまかせ建設会社とタッグを組み
紹介料をもらう約束で私を誘いこむという契約だったんです。
そのことを後で知り
ずいぶん地団駄を踏みました。

裁判の話が続き
松本コンサルタントの話がほとんど出てきていませんが
今の松本さんは何をしているのか
次回に続く・・・

失敗ブログ188
    このエントリーをはてなブックマークに追加

控訴判決が下りました。

私がおまかせ建設会社を訴えていた裁判の判決は
納得できるものではなかったので
控訴していましたが、
(納得のいかない「事実及び理由」判決理由は、
失敗ブログ100~109で細かく記事にしています。)
(控訴の内容は、失敗ブログ127~137 に書いています)
判決が下りました。


<主文>

1.本件各控訴をいずれも棄却する。
2.控訴費用は、
  おまかせ建設会社に生じた費用はおまかせ建設会社とするが
  それ以外は施主Pの負担とする。

脱力しました。
あれだけ頑張って控訴状をもとに
裁判で主張したのに。

何も裁判官には届かなかったのでしょうか。
このあと、20頁以上もある、
理由を書いている判決文をもらいましたが
読む気にもなりませんでした。
(もちろん家に帰ってちゃんと読みました)
こんな不条理、許されるのか?と言いたいです。

この第一審の判決は私の主張を全て否定したものではなく
一部は認めてくれています。
それでも、全面的に認めてほしかった私は
控訴したのでした。

やっぱり、世の中
力の弱い民間人と、
仮にもセミナーを開くことのできるような
大きな建設会社との争いでは
力のない者の声は届かないのでしょうか?

こうやって何人もの罪のない人達が
大きな力にねじふせられてきたのだろうなと
力を落として帰りました。

最初の判決の時は長い間落ち込んでいましたが
今回は、家に帰り着くまでに立ち直りました。

負けません。
だって、私は間違えていないから。

次のステップに向けて
明日から裁判のアドバイスをもらっていた井上建築士と
勝田弁護士とで
対策を練り直して
裁判に立ち向かうことにしました。

3156103_s


失敗ブログ187
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ