2019年6月 
松本コンサルタントのセッテイングで行った
おまかせ建設会社本社においての
話し合いの話の続きです。

出席者は、私、私の家族2名、私が依頼していたデザイナー、
デザイナー事務所のスタッフ1名
おまかせ会社側は、中山専務  
山本建設部部長(請負契約の時に出席している)
松本コンサルタントも同席

私は、賃貸マンションの建築において、
マンションのデザインにはこだわりがあり、
私が惚れた「ハイセンスデザイン事務所」に
デザインを頼むことを、
設計段階から決めていて、
そのように告知していた。
なので、コンサルタントも
おまかせ建築会社もそのことは了解していた。

「その1」で工事の遅れや欠陥工事のことについて
建設会社に抗議したことを書いたが
今日の「その2」では、
デザイン事務所とのトラブルと、
私が追加料金を請求されたことについて、
話し合いの場で話したことを書きます。


<ハイセンスデザイン事務所の話>

通常、デザインのオー-ダーを受ける場合は、
先にデザイン会社と施工会社が
デザイン・仕様に伴う経費計算をし、
施主にかかる費用の詳細を伝え、
それに承諾してもらってから契約をする。

資金的に条件が合わず、
この時点で建設を諦める施主さんもたくさんいる。

今回もそれを視野に入れて
2年前からデザイン案と仕様書を出しているが、
おまかせ建設会社とは、
2017年に一度デザインに対する説明等の軽い打ち合わせをしただけで、
資金など詳細は詰めれていないまま、
1年が経過した。

何度か、詳細の打ち合わせをしたいと
こちらからスケジュールの調整を打診したのに
それには全く返事してもらえなかった。

それで、こちらの事務所から一方的に仕様などの連絡をした。

その後、請負契約を締結されたので、
こちらから送った物に対しての返信はなかったが、
ある程度のこちらの考えを受けた形で
設計図ができたと思っていた。

2018年4月ごろから
おまかせ建設会社の現場監督米村氏に、
どんな感じで進んでいるのか連絡するが
返信が2か月後に返ってくるひどさだったので。
この頃から対応の遅さに不安を感じ始める。

2018年末頃、
デザインをおこした設計図が
上がってこないことに不安を感じ、
2019年1月末に現場にて打ち合わせをする旨、
アポイントを取ったが
おまかせ建築会社側は連絡もしてこず、
当日現場にも来なかった。

デザイン案をおこした設計図が上がってくるまでに普通なら
1週間もかからないが、
おまかせ事務所では1ヶ月半以上かかっている。
しかも催促しまくって、やっと送ってくる感じ。

タイルなどは
「受注生産のものだから、
早く発注しないといけない」
と一番最初に伝えているのに、
建設会社の対応が遅すぎて、発注が遅れに遅れ、
結局、
こちらの希望したデザインのものは
間に合わないことがわかった

作業日に間に合わないと工事が進まないので、
しかたなく、違う製品に変更。

こういったおまかせ建設会社の
作業遅れによる製品変更が多数あり、
ハイセンスデザイン事務所側も
普通ならしなくていい製品の選びなおし等の
余計な作業が増えてしまって、困った。

<松本コンサルタント、作業手順の間違いを認める>

私とおまかせ建築会社の営業担当の安田は、
おまかせ建築会社の基本パッケージ
(自社で推奨する賃貸マンションの建て方)
※実は、この
「基本パッケージ
(おまかせ建設の標準仕様)」
 という物が大変曲者!
 この仕様がどんなものか、
 こちらはまるで何も知らされていなかったし、
 建設会社からも、全く説明がなかった。
 存在そのものすら知らなかった!

「基本パッケージで契約」
 という認識で、むこうは、そのことすら契約書に書かず
 明細なしにしておくというずる賢さ。
 どんなものなのかは契約書に書かれていないため
 もめたときに、あと出しで、
 「こんな仕様で、見積もりましたよ」と
 好きな様に仕様を書き換えることができるのである。
 もちろん、私の契約書に
「基本パッケージ」の文字はない!


で契約を進め、それで契約を取り付けた。(驚愕!!)


その後、作業しながら、
追加料金を算定していった。

そのため、2500万円の追加料金を
施主に請求しないといけなくなり
そのことを伝えた。

本来なら、デザインは
ハイセンスデザイン事務所に頼むと
施主から希望を聞いていたので
事務所と連絡をとり、
その要望通りで費用概算を出してから
その金額で資金計画を立て、
請負契約をするべきだった
が、
契約段階での作業手順がまちがっていた。

※ ※ ※ ※ ※

以上、デザイン事務所の話と
松本コンサルタントの話を聞いた上で
おまかせ建築会社は
「契約段階での認識の相違があったこと」
「安易に自社の標準パックで契約を取り交わしたこと」
「梁のずれと、後からあけてしまっている穴によって
耐震性に問題が発生していないか、計算しなおす」
と、このときの話し合いでは、認めたのだ。

それで、「会社としての対応を近日中に書面で伝える」
ということになったというわけ。


IMG_0772

皆さん、ここまで二日間の記事を読むと
「あれ?おまかせ建設会社、
上の者は、話が通じるじゃないの!」
「最初から、要職の人と話せばもめなかったのにね。」
と思ったでしょう??

ち・が・い・ま・す・からー。

文字にすれば、
大手メーカーの管理職が
自社の不備をわびて
真摯に対応してくれたように見えるでしょうが
実情はどうだったか、
次回の記事をお待ちください。
To be continued !


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