<町上さんの場合 その4>
町上さんは、とてもまじめな方なので、
初めて建てたマンションを大切に思っているし
実際の大家さんとしての活動も頑張っておられる。
町上さんは、とてもまじめな方なので、
初めて建てたマンションを大切に思っているし
実際の大家さんとしての活動も頑張っておられる。

しかし、建築物を建てる知識と今思っているそうです。
今でこそ、高校や大学で土木、建築の勉強をし、
資格をもった人が建築にかかわるようになっているが
昔の住宅建築は
特に資格も必要がなく、大工さんが丁寧に建てていた。
大工は、親方の元で修行をする。
厳しく教えてもらいながら
寸分の狂いもなく丈夫な建物を建てる技術を
5~10年かけて身につけていくものだった。
私はお寺仏閣を拝観することが好きであるが
今のように機械もない時代に
こんな丈夫な建物を釘も使わないで作る技術がすごいと思っている。
エアコンがなくてもなんとなく涼しい。
家が呼吸しているとでもいうのだろうか。
そこまで職人意識を建設会社に求めることはできないが
少なくとも家は大きな買い物。
それが投資のための大きな建物であるなら
欠陥建造物にならないように建ててもらわないといけない。
そして、建設会社と名乗る以上は、
住む人が気持ちよく幸せに住むことのできる建物を建てることが、
最低限の職務だと、私は思う。
そんな考えを持っている建設会社がどれくらいあるのだろうか?
いいお医者さんに巡り会うのが難しいように
いい建設会社に巡り会うことも難しい。
賃貸住宅経営を考えている人は
どの建設会社に頼むかが最重要だということを声を大にして言いたい。
口コミ、経験者の人の話、これも大事。
その上で、ちゃんと自分の目でこれでもかと確認してください。
人任せにせず、
自分の目でもしっかり確認してほしい。
建築のことを何も知らないと
私のようにころりと騙されてしまうので
注意してください、
失敗ブログ66